今、私とアロマとクレイの出会いは「偶然かつ必然であった」と感じています。まず、50歳になった時に、今後の生活の生き甲斐を見つけたいと思い、色々な中から「アロマ＝香り」というものに興味を引かれ、勉強を開始していたところ、偶然クレイと出会いました。ICA国際クレイテラピー協会との出会いで、私とクレイの本格的で長くなりそうなお付き合いの始まりとなりました。

年齢的にもカラダの様々なところで支障が生じてきおり、アロマとクレイを実践することでその良さに気づきました。そしてこれが私の人生でアロマとクレイに出会うことが必然であったと感じるようになりました。

男性のスキンケア、デオドラント対策まであらゆる年代層の方々に「アロマとクレイ」を体感いただきたく、スクールをはじめました。私自身も生涯を通じて研鑽を行っていきたいとおもっています。

特に、シニアや男性の方にはなかなか馴染みのないものだと思いますが、体験していただくと若い女性以上に実感できると思います。

アロマテラピーとの出会いは2000年ミレニアムの年でした。類をみず、アロマテラピーブームで洗剤から芳香剤、トイレットペーパーに至るまでアロマの文字がついていました。そんな中、小さな瓶に入った「ラベンダー」との出会いがありました。「火傷や頭痛に効果がある？」どういうことだろうと疑問を持ちアロマテラピーのスクールを探し続け、2003年、現在では高齢者アロマケアの第一人者であります西村真理子先生（アロマテラピースクールTENアロマアソシエーション校長）に出会いました。そのお人柄とアロマに魅了され一目で虜になり「香り」に増々強い興味を持つようになりました。毎日の生活の中にアロマがあり、いつの間にか風邪も引かない自分の身体に気がつきました。私たちはストレス社会の中で毎日を過ごしています。６年前に起きた東日本大震災で日本中の人々が心を傷めました。私もその一人です。仙台で生まれ育った私は当時横浜に住んでおり、実家がある仙台の情報がないまま数日を過ごし、大きな不安と絶望を感じました。 そんな時、心のケアに重大な役割をしてくれたのがやはり「香り」でした。その香りに助けられながら過ごした日々を思い出します。改めて「植物の香り」の力を感じまし た。小さな1本に含まれる香りの成分には、不安や緊張を弛める大きな力があります。その植物の力でココロとカラダをケアする「アロマオイル」を生活の中に取り入れ、たくさんの方々に香 りある生活を楽しんでいただきたく2015年に故郷にもどり、アロマテラピーとクレイテラピーの良さを知っていただくサロンを作りました。ぜひ、体感いただき、「植物の持つ力」や「土の力」で皆様の生活のエッセンスとなれば幸いです。